魚を懐かせるには餌やりが基本


飼育している熱帯魚が自分に近付いて来てくれるのは非常に嬉しいですよね。

 

日々の餌やりを手で直接行う事で、飼育し始めは警戒していた熱帯魚達も次第に人間をあまり警戒しなくなり、餌をもらえる気配を察知すると水面近くまで近寄って来るようになります。

 

毎日の餌やりを自分の手で与えられない方は、餌を自動で与えてくれるオートフィーダーや自動給餌機などを使用していると思います。

 

自動で餌を与えてくれる便利な機械ですが、熱帯魚達は飼育者がいなくても勝手に餌がもらえるので、人間に対する警戒心が無くなりません。

 

 

警戒心がなくならないとどのようなデメリットがあるのかというと、魚が隠れてしまい思うように鑑賞出来なくなってしまいます。

 

特に生体の種類によっては非常に臆病で、水槽にいるはずなのに全く姿を見かけないなんてことも少なくありません。

 

なので、生体を新しく導入する際や水槽の立ち上げして間もない頃は特に餌を手あげするのがオススメです。

 

仕事などで忙しく毎日は手であげられないという方は、オートフィーダーや自動給餌機などが基本的な給餌方法になると思いますが、時間がある時に少量の餌をおやつ感覚で与えてあげると良いと思います。

 

さらに、餌を与える場所もあらかじめ決めておくと、近付くとその辺りに集まって来るようにもなります。

 

近寄って来てくれる熱帯魚というのはなんとも可愛らしいものです。

熱帯魚達があまり近付いて来てくれない方や、これからの熱帯魚飼育の参考になれば幸いです。

 

エマスデザイン 森