カクレクマノミ


とても可愛らしい姿で人気が高く、ハタゴイソギンチャクやセンジュイソギンチャクなどを好んで住処にします。

 

普通の魚ならイソギンチャクの刺胞毒によって麻痺してしまうのですが、カクレクマノミの体表から分泌される粘液には刺胞毒から身を守る働きがあります。

 

そんなカクレクマノミですが、性転換をする魚としても有名です。

 

カクレクマノミは基本的に群れで生活します。
群れの中には大小様々な個体がいますが、
その中で1番大きい個体がメス、2番目に大きい個体がオスになり、この2匹がカップルになり繁殖を行います。
その他の個体は性別を持ちません。

 

万が一メスが死んでしまった場合は、2番目に大きいオスがメスに、3番目に大きい個体がオスになり、再びカップルになります。

 

img_2926

 

沢山の子孫を残す為、卵の数をより多くしようと1番大きい個体をメスとし、性転換までするとは賢いお魚ですね。

 

 

↓過去の記事は最新記事、アーカイブからお読み頂けます。